自宅に帰らなくなった恥ずかしい思い出について綴っています。
中学時代、母親に勉強をしなさいと言われ、無視をしていたら父親に漫画で頭をたたかれました。
日頃のストレスが爆発して、勉強しても成績が上がらないこと、勉強しないといけないからといって帰るので付き合いが悪いと友達に無視されていること、どれだけ自分が遊びたい気持ちを我慢しているのか八つ当たりも一緒に気持ちを全て吐き出して、机の上のものを全部投げて家を飛び出しました。

 

物を壊すとき、一緒に今の自分を取り巻く環境も一緒に全部壊れてしまえばいいと思いました。
父親の待ちなさいという声が聞こえた気がしましたが、家が見えなくなるまで走ってとりあえず公園で一休みしました。
もう家には帰るまいときめ、家出をするなら探されてもみつからないようにどこかに隠れないといけないと考えました。
小学校の頃、友達と秘密基地をつくっていたことを思い出し、しばらくはそこで生活しようと山の近くにある小屋に隠れていました。
夜になり、だんだん怖くなってきてお腹もすいてきた頃、町内放送がかかりました。
アナウンスの声は父でした。

 

公民館から、町内のみんなが家出した私を探していること、私の気持ちをきちんときかなかったことへの反省が放送で流れました。
そこでグッとこみあげるものがあったのですが、続く放送ではそうは言ってもテストで32点はないだろうと暴露され、近隣でクマが出ているから食べられないようにしろなどと言い始め恥ずかしいやら怒りやらで、公民館に怒鳴り込みました。
家出で迷惑をかけてしまった町内の人には謝りましたが、無神経な町内放送にまた大喧嘩となりました。
大喧嘩も放送で実況中継され、しばらくとても恥ずかしかったです。
もう家出はしないと決めた家出でした。